英語の勉強におすすめ!無料で使えるオンライン英英辞典

英英辞典とは、単語の意味も英語で書かれている日本でいう国語辞典のようなもので、英和辞典と比べると細かいニュアンスを知ることができ、単語の意味をより深く理解するのに役立ちます。英英辞典は、英語を母語とするネイティブ向け・外国語として英語を使用する学習者向け、という2つに分けることができ、それぞれに違った特徴があります。
ネイティブ向け英英辞典の特徴
- 説明に使う単語を制限していない
- 簡潔な定義
- 大型になると数十万の語彙が含まれている
学習者向け英英辞典の特徴
- 難しい語を使わずに単語の意味を説明している
- 単語の意味がよく使われる順に並んでいる
- 文法の解説など学習者にとって役立つ情報が多い
書籍版を買うと数千円する英英辞典ですが、各出版社はオンライン版にも力を入れており、現在ほぼすべての有名な辞典は無料で使用することができます。今回はその中でも英語学習者向けの使いやすい辞典を紹介していきます。
Oxford Learner’s Dictionary
オックスフォード現代英英辞典と、Oxford Advanced American Dictionaryのオンライン版。
- 検索ボックスの横からイギリス/アメリカ英語の切り替えが可能
- 音声はイギリス/アメリカ英語の両方に対応
- Verb Formsをクリックすると動詞活用ごとの音声を聴くことが可能
- 単語の定義は、Oxford 3000と呼ばれる約3000語の語彙で書かれている
Collins Cobuild Learners Dictionary
コウビルド英英辞典のオンライン版。他の辞書には無いコウビルドの大きな特徴として、ほぼすべての単語の定義を文章を使って説明していることがあげられます。
- 検索ボックスの横からイギリス/アメリカ英語の切り替えが可能
- 音声はイギリス/アメリカ英語の両方に対応
- イギリス英語版は単語の活用ごとに音声が用意されている
- 単語のレベルが5段階で表示されている
Longman English Dictionary Online
ロングマン現代英英辞典のオンライン版。音声は制限されていますが、単語の定義などはすべて見ることができます。
- イギリス英語がメインだがアメリカ英語もカバーされている
- 一部の単語は音声が聴ける
- 一部の例文には音声がついており、文全体を聴くことができる(イギリス英語)
- 単語の定義は約2000語の語彙で書かれている
- 単語がどのくらいの頻度で使われるかを、話し言葉と書き言葉ごとに表示している
Merriam-Webster’s Learner’s Dictionary
数少ないアメリカの出版社による学習者向け英英辞典。
- アメリカ英語のみ対応
- 音声はアメリカ英語
Macmillan English Dictionary
マクミラン英英辞典のオンライン版。
- サイト下部にある国旗アイコンからイギリス/アメリカ英語を切り替え可能
- 音声はイギリス/アメリカ英語の両方に対応
- シソーラス(類語)辞書が統合されており、定義ごとに近い意味を持つ語を調べることができる
- 星マークを使って単語のレベルが3段階で表示されている
- 単語の定義は約2500語の語彙で書かれている
Cambridge English Dictionary
ケンブリッジ英英辞典のオンライン版。
- 単語見出しの上のタブでイギリス/アメリカ英語を切り替え可能
- 音声はイギリス/アメリカ英語の両方に対応
- 種類が豊富でビジネス英語辞典なども用意されている